リーマンショックで収入減。持ち家は市の差押えに。
今から15年ほど前にマンションを購入。当初は住宅ローンの支払いに何の問題もありませんでした。しかし、風向きが変わったのは2008年のリーマンショック以降。建設業に携わっているため、その影響はあまりに大きく収入が激減してしまったのです。生活していくために仕方なく複数のカード会社から借入。なんとか景気が回復してくれるのを待ちましたが、不況は長引き借金は膨らみ続けます。やがて月々の支払いも滞るようになり、業者から「差押予告通知」が届きました。続いて裁判所からの「支払督促」。まずいと思いましたが対処するにもなす術なく、自宅マンションはついに差押えによる強制執行寸前にまで至りました。
債務をすべて整理し、賃料一本のみの生活に!
夜も眠れないくらい不安な日々が続いていたので、リースバックというサービスを知ったときは「これだ!」と思いました。住み慣れた環境を手放すことなく、借金を整理できることが魅力でした。さっそく査定のお願いをしたところ、債務よりも買取金額が上回っていることが判明。─心からホッとしました。残っていた住宅ローンやカードローンを一括で支払い、行政による自宅の差押えを回避。手元に多少の現金も残りました。不動産は所有から賃貸に変わりましたが、各種ローンや管理費などの支払いに気を揉むこともなく賃料一本という身軽さを感じています。実に何年ぶりかの「心のゆとり」を取り戻すことができました。