「不動産の売買はスピードが勝負。みんなが『良い』と判断したものにはすぐ手があがる。だから素早い決断が必要になってくるんです」と話す、ソリューション事業部のノジリさん。物件の仕入れから企画・運営にも携わる仕事柄、いつも考えることは山積み。
「コストや条件面を十分検討しないで仕入れると、大きな損失にもなりかねません。一方で、判断が遅れると機会を逸する。だから、常に悩みは尽きません」。そんななか、大切にすることは今の時代にあった魅力的なものづくりをすること。彼が担当した物件のひとつホテル&レジデンス「モンタン博多」は、コミュニティをはぐくむホテルとして地元でも人気になりました。「大切に育ててきて、やっとお客様から『ありがとう』と言われるような物件になった。必死で考えたかいがありましたね(笑)」。
常に情報収集が欠かせない野尻さんのパートナーはタブレットPC。スピーディーにアイデアの具現化をサポートしてくれます。「ウェブで、自分の手がけた物件の口コミをチェックするのも日課です(笑)」。