メニュー

ご実家の素敵な雰囲気を活かして、地方に暮らしながらリノベーション。

物件概要

家族構成 ファミリー
築年数 46年
間取り 3LDK→3LDK
専有面積 約100㎡
工事費総額 約1550万円
種類 自宅リノベーション

東京都新宿区 M様

もともとの味わいは存分に活かしたプラン

玄関を開けてすぐに階段を上がる。大きな引き戸を開けると、そこは広々としたリビングダイニングだ。
深い色みの木をふんだんに使った、北欧ヴィンテージの温も
りがあふれるM様邸。格子窓からリビングに入る日差しがとても心地良い。

「ここは以前、音楽事務所として使われていたようで、雰囲気のある格子窓と大きな食器棚は最初からありました。とても気に入っていたので、それを活かす形でリノベーションしました」とM様。
実はこのお家は奥様のご実家で、家具も奥様が学生時代に選んだ北欧のユーズド家具だとか。
木の色みは窓や棚に合わせて選び、内窓のデザインも格子に。壁は珪藻土でムラ感のあるテクスチャーに塗られ、味わいを演出している。 

3人のお子様のために、教育的に配慮された数々の工夫

無垢材のフローリングは、比較的やわらかいアメリカンブラックチェリー。傷がつきやすいというリスクはあるが、色や風合い優先で採用した。
「以前はフローリングが冷たかったので、温もりが欲しくて無垢材に。子供部屋の床は傷がつきにくいオーク材にしました。色みがリビングより薄くなり、コントラストがついて良かったです」

今はご長男が個室を、下の二人のお子様はひとつの子供部屋をカーテンで仕切って使っている。が、いずれそこにも壁を作って個室にできるよう、現在は使われていないドアが1つ作られている。 

元気なお子様が3人、仲良く笑い合うM様のお宅。お子様が多いご家庭ならではの工夫は、他にも施されている。
「まずは、洗面所の蛇口は、子供が手をきちんと使うよう捻るタイプに。
それから子供たちが勉強したりパソコンを使う姿が見られるように、キッチンの前をスタディスペースにしました。キッチンの換気のために壁を抜きましたが、その結果、とても良いスペースができたと思います。机の上を散らかしても、リビングにいるお客様からは見えないのもうれしいですね」 

朝晩にゆったり過ごせる、ナチュラルな雰囲気の水回り

ご家族が多いため、朝はとても慌ただしいM様のお宅。以前は洗面台の取り合いだったそうだが、今回、洗面ボウルを2つにしたことでとても快適になったとか。
「大きな洗面ボウルが2つもあるので、ゆったり準備ができます。
それから脱衣所も作って、とても広くなりました。暮らし始めると機能的でとても使いやすいですし、デザインも凝っていて気に入っています」と微笑む旦那様。

広くなった洗面所やバスルームにも、リビング同様に木目調を採用し、家全体に木の温もりがあふれた優しい雰囲気だ。末っ子の愛らしいお嬢様は、窓から見える緑を指して、
「ベッドに寝ながら緑が見えるのが気持ちいいの」と、はにかんだ。 

地方に暮らしていても、打ち合わせはスムーズでスピーディー

M様は仕事の都合で10年ほど地方に暮らし、東京に戻るのを機に実家をリノベーションすることにした。地方にいながらリノベーションプランを進めたが、特に不便を感じることはなかったと話す。
「雑誌で見た事例写真と、施工件数が多いこと、最初にご提案いただいたプランが気に入りました。他社にも相談しましたが、インテリックス空間設計は他社と違い、直接建築士さんとお話ができるので話がスムーズでしたし、そちらに伺いますよと言ってくれたのもうれしかったです」 

使い勝手を熟知しているご実家のリノベーションという利点はあったが、実際にプランが進むとタイルや床材、壁の仕様など、決めることも増えてくる。しかしそこについても、不安を感じることなくスムーズに進められたという。
「タイルはwebカタログやサンプルから選びました。柄がランダムなタイルを使うなんて、後で考えると相当思い切っていますよね(笑)。
でも、動画を見せてもらったり、テレビ電話を使うなどして打ち合わせができたので、遠距離でも不都合はありませんでしたし、出来上がりもとても気に入っています」と微笑んだ。

 

BEFORE

AFTER

関連事例