IRピックアップ
- 2024年5月期 重点方針
- 収益基盤の再構築に向けた
“両利きの経営”の推進について - 代表取締役社長 俊成 誠司
- 2023.07
2024年5月期 重点方針として、既存主軸事業と新規先行投資事業を掛け合わせた”両利きの経営”を実践し、不動産市況変動に対するリスク低減をはかるとともに、ROE等の資本効率性の向上を目指してまいります。
【既存】主軸事業の重点方針について
2023年5月期は、主軸事業であるリノベーション事業分野では、マンション価格が高騰し、首都圏エリアでは買い控えが発生。当社は主要な顧客層である一次取得者が購入できる予算とエリア、物件を細かく分析し、購入希望者に向けて適切な価格で早期に売却をする事業回転を重視したスピード経営を実行してまいります。
またソリューション事業分野では、収益物件の調達やリースバック物件の流動化、不動産小口化商品「アセットシェアリング」の新たなシリーズの組成販売などで着実に収益を積み上げてまいります。
【新規】先行投資事業の重点方針について
先行投資事業では、引き続き省エネリノベーション「エコキューブ」、及び不動産売買プラットフォームFLIE事業を強化します。特に注力しているエコキューブについては、前期は150件を販売しましたが、断熱や気密性を上げるため原価が上昇し、更には工事期間が長くなり、販売期間の長期化につながりました。今後は新耐震基準をクリアした50㎡以上の物件を中心に工事期間短縮が可能なエコキューブのライトバージョン「エコキューブL(エル)」を導入し販売を拡大させてまいります。