部分リノベで、ペットがのびのび遊べるスペースと、人がくつろげるリビングを両立。
物件概要
家族構成 | ファミリー |
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築年数 | 5年 |
間取り | 2LDK→2LDK+S |
専有面積 | 約91㎡ |
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工事費総額 | 約790万円 |
種類 | 自宅リノベーション |
東京都中央区 T様
愛くるしいモルモットとチンチラに魅了され、リビングにペットゲージがだんだんと増えていったというT様。
「ペットのためにリビングダイニングのエアコン2台を常につけていましたが、彼らが快適な室温は20℃くらい。人が過ごすには肌寒いし、何より電気代が大変で…。ペットのための小部屋が必要と感じたのがリノベーションのきっかけでした」
数社で見積もりを取っていた時に、インテリックス空間設計の相談会に訪れた。
「それまで工夫を感じる提案に出会えず、実は住み替えするしかないかもと考えていました。ところがインテリックス空間設計はいろいろと良い提案をしてくれて、これならリノベーションをしようと思いました」
手入れもスムーズな、癒やしのペットスペース
長い廊下の一部をペットスペースにしたのは建築士のアイディア。生活空間を圧迫せず、スペースを有効活用できる提案には驚いたと振り返る。
「ガラス戸なので中の様子がいつでも見えますし、外出時に帰宅時にと、ここを通るたび愛らしい姿に癒やされています」とニッコリ。
エアコンと空気清浄機が常に稼働しているペットスペース。ケージの奥にある空気清浄機は毎日手入れが必要だとか。
「建築士さんが隣接する洋室に空気清浄機用のドアを作ることを提案してくれました。ここからなら手入れがスムーズにできる上に、電源コードもペットから隠せます。
リビングで遊ばせていた時はコードをかじるのが心配でしたが、ここなら安心して自由に遊ばせられるのが嬉しいです」
コンパクトなスペースなので、エアコンの電気代も気にならなくなったとか。
景色と日差しを満喫できるリビング&キッチン
抜け感のある開放的なキッチンとリビング。これも、今回のリノベーションで叶えたかった希望のひとつ。以前はリビングとキッチンの間に壁があり、視界も日差しも遮られて、部屋の広さを感じられなかったという。
「壁が抜けたことで、リビングからダイニングまで日差しが届いて明るくなり、全体を見通せるようになって、ようやく広さを実感できるようになりました」
さらに、キッチン脇には奥行きのある収納棚を確保。
「施工中に思いもしなかったデッドスペースが見つかり、急遽作ることができました。ペットスペースを作るために収納をひとつなくしましたが、その分が確保できたんです」と奥様。
旦那様も「すべてのスペースを有効活用できるようになって良かったです」と頷いた。
ダイニングは最小限に、寝室は広くゆったりと
寝室に大きな室内窓をつけてドアにガラスを使ったのも、家の広さを満喫するため。ウォークインクローゼットにもガラスの引き戸を使い、圧迫感をなくすことにこだわった。
「室内窓をつけるために壁に手を入れるならこの機会にと、ベッドでいっぱいだった寝室をダイニング側に少し広くしました。ダイニングはテーブルと椅子さえ置ければ十分ですから。
広くしたおかげでシングルベッドが2台ゆったり入るようになり、ゆっくり眠れる寝室になりました」。
ベッドの配置を工夫して、動線がぶつかることもなく快適そうだ。
間取りの工夫で、人もペットも快適に
「立地もマンションの設備も気に入っていましたが、間取りだけがずっと悩みでした。思い切ってリノベーションをすることで引っ越さずに快適な家を実現できました」と満足そうな奥様。
希望がすべて叶い、住みやすくなったと嬉しそうに家を見渡した。
「今までペット中心だったリビングが家族のくつろぎの場となり、家として初めてきちんと機能するようになったように思います」と話すのは旦那様。
家族がゆったり過ごすスペースはもちろん、ペットが危険を感じることなくのびのび遊べるスペースができて、
「ペットにとっても、人間にとっても良いリノベーションになったと思います」と微笑んだ。