2方向の窓から光が差し込む明るいLDKが自慢。家族5人が自然に集う家。
物件概要
家族構成 | ファミリー |
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築年数 | 18年 |
間取り | 3LDK→3LDK+S |
専有面積 | 約72㎡ |
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工事費総額 | 約870万円 |
種類 | 自宅リノベーション |
埼玉県さいたま市南区 A様
自分たちらしさを求めてリノベーションを決意
3人のお子さんがいるA様宅は、都心へのアクセスもしやすく、再開発の進む人気のエリアにある。大きな窓からは電車の行き来が眺められ、夏には戸田橋と板橋の花火大会が見えるなど、見晴らしがよく、日当たりも抜群だ。
「住み替えも考えていたので、近くに完成した新築マンションのモデルルームを見に行ったのですが、リノベーションのほうが自分たちらしく生活できるかなと思って」そこで、家族の好みに合ったリノベーションをすることにした。
「いろいろな雑誌やサイトを見た中で、「センスがいいな」と思ったのがインテリックス空間設計でした。まず、リノベーションスタジオでいろいろな実例を見せていただき、イメージが膨らみましたね。プランナーさんとの相性もよく、頭の中にあった「こうしたい」というイメージをスムーズに形にしてくれたので、安心しておまかせできました」
使いやすく、家族の会話が弾む対面キッチン
もともと家族の生活の中心だったリビングと、長い時間を過ごすキッチンを変えたかったという奥様。全体的に明るくしたいというのが、一番の要望だった。
「以前から子どもたちはリビングで遊んだり勉強したりしていたので、家族みんなで過ごしやすい空間になるといいなと。
仕切られていたキッチンは、リビング側に向いた対面式にしてもらい、とても使いやすくなりました。作業中も子どもたちと会話ができ、お手伝いもしてもらえます。光が前からも横からも入るので、とにかく明るくていいですね」と満足そうだ。
キッチンの背面にはカップボード兼家電収納を設置し、雑多になりがちなアイテムを見えないように収納したいという希望も叶えられた。
「いつもスッキリと整理しやすく、掃除も楽になりました。造り付けのカウンターも設け、ダイニングテーブルの横で子どもたちが宿題や読書をしたり、私たちがパソコンを使ったりできます。
造作家具や床材などは、手持ちのオーク材の家具に合わせて統一してくれ、シンプルなデザインが気に入っています。
壁は清潔感のある白をベースに、一部にアクセントクロスを使ったことで、やさしい印象になりました」
「以前よりも解放感が出て、心からくつろげますね。今回、床暖房を設置してもらったおかげで、冬も暖かく快適です」というのは旦那様。
今回のリノベーションでもっともこだわった場所というだけに、LDKはご夫婦の想いが詰まった空間に生まれ変わった。
一つの空間を昼と夜で使い分けられる和室
引き戸のついた和室は、昼間はリビングとつないで広い空間になり、夜はご夫婦が寝るスペースに。
「バスルームを広げた関係で少し狭くなったものの、寝るには十分な広さです。昔ながらの畳の部屋は、通気性がよくて心地いいですよ」
住まいの素材が好みで選べるのも、リノベーションならではの魅力。
廊下を仕切るディープグリーンのドアも印象的なアクセントになっている。そのほか、照明器具にこだわったり、コンセントの数を増やしたり、洗濯物が干せるバーを窓枠の上に取り付けたり…随所にアイデアが取り入れられている。
「洗濯物は、雨の日も室内干しができるようにしてもらいました。また、西側の窓はすべて二重サッシにしたので、電車の音が気にならず、結露対策にもなっています」
収納スペースにも工夫がいっぱい
どんなものもきちんと収納したいという奥様の憧れだったのが、ウォークインクローゼット。それを踏まえて、今回はキッチンと洋室の間にウォークスルークローゼットを設けた。
「プランナーさんが提案してくれたのは、風通しのよいウォークスルー型のファミリークローゼットでした。使いやすい位置にあり、見た目より収納力もすぐれているんですよ。思いつかなかったプロ目線の提案に感謝しています」
玄関はクローゼットスタイルを採用した。
「玄関の収納も広くしたいと伝えたところ、玄関~廊下部分にまたがった大容量の収納をご提案いただいて。
こんな風に変えられるとは思ってもみなかったので、さすがプロだなと感心しました。家族5人の靴がもれなく入り、玄関をいつもスッキリ保てています」
バス、トイレなどの水回りも便利に
水回りは、洗濯機置き場をキッチンから洗面室へ移動してコンパクトにまとめた。お風呂の残り湯を使って洗濯できるようになり、水道代の節約にも役立っている。
「洗濯機置き場をバスルームのそばに移動できたので、入浴時に脱いだものを洗濯機にポンポン入れられて便利です。そして移動するなら、お風呂の残り湯を使って洗濯したいとリクエストしました。ボタンを押すだけでお風呂の残り湯を簡単に再利用できるシステムを入れてもらい、水の節約もできて助かっています。」
リノベーションをして住まいに愛着がわいた
「リノベーションをするときは、どの場所で何がしたいのか、どんな風に過ごしたいのか、自分たちの生活をイメージしながら考えていくとよいと思います。
自分たちの考えがベストとは限らないので、細かいところまで相談して、プロのアドバイスをもらいながら決めると、納得のいくものになるのではないでしょうか。リノベーションをすると、以前よりも愛着がわいて、長く大事に住めそうな気がします。遊びに来てくれた友人たちの反応も上々で、お願いしてよかったと思います」
旦那様は「うちの両親は「こんなに変えられるんだ」と驚いていました。
実家も古くなった箇所の改装を予定しているのですが、私たちに刺激を受けたようで、よく考えて本格的にやろうという気持ちになったようです」と言います。