東京の東に位置する足立区「北千住」は、リクルートSUUMOが2017年に発表した「住みたい街ランキング」でも人気が急上昇中。
若者に人気の飲食店やショッピングモールが次々と出店し、住みやすい街と変貌した背景には、足立区の大学誘致への取り組みが影響しているようです。
人口約67万人を擁する足立区には、1993年に放送大学の東京足立学習センターができるまで大学がありませんでした。
そこで、魅力的な街づくりのために大学を積極的に誘致。
2006年に東京藝術大学の千住キャンパスが開校したことを皮切りに、2007年には東京未来大学、2010年には帝京科学大学、2012年には東京電機大学のキャンパスが次々に開校しました。
今では5つの大学を有する学生の街となった北千住には、多くの若者が来るようになり、街の雰囲気も変わり始めています。
2012年、北千住の駅前に誕生した東京電機大学の東京千住キャンパスは、巨大で洗練された校舎が印象的。
北千住の東口のイメージを大きく変貌させ、まさしく「学園都市」といった景観です。
小学生向けの工作教室など、大学生と地域住民が交流できるイベントも積極的に開催されているようです。
2006年に開校した東京藝術大学の千住キャンパスでは、地域と連携して演奏会やイベントなどを開催。
地域住民が音楽や芸術の楽しさに気軽に触れ合える機会を提供しています。
さらに、最寄りの東京芸術センターと提携して、北千住を文化・芸術の発信拠点とするための様々なプロジェクトに取り組んでいるようですよ。
大学の増加に伴い、街を歩く人々の年齢層も大きく若返りました。結果、街にも彼らをターゲットとする今風でおしゃれなお店が増えてきました。
東京電機大学のすぐ目の前にある「KAHORIYA」は、木の質感を活かしたモダンな内装が魅力的。
自慢のカレーを筆頭として、さまざまな家庭料理を味わうことができます。お店情報はこちら
学園通り商店街にあるみそラーメン専門の「マタドール」は、大学生から絶大な支持を集め、連日多くの人で賑わっています。
ラーメン大賞新人賞を獲得するなど、その味もお墨付きです。お店情報はこちら
ほうちょう商店街にある自家製パンケーキのお店「茶香」。
見るだけで顔がほころんでしまうようなパンケーキの数々で、若い人々を魅了しています。
連日多くの人が訪れるため、整理券がないと入店することができません。
しかしその整理券も、午前中で配布終了となってしまうことも多いんだとか。
入店難易度は高いですが、一度は味わってみたいものですね!お店情報はこちら
アメリカンな食事がしたいなら「TEXーMEX CAFE&DINER KHB」。
手作りにこだわったテクスメクス料理やハンバーガーは絶品で、わいわい気軽に飲めるアメリカンダイナーです。お店情報はこちら
大学が増え、若い人々が増えたことにより、街も一緒に若返っています。
イメージにあるような北千住=下町という考え方自体が、古くなってきたと言えるのかもしれませんね。
住んでいる人にとっても、遊びに来る人にとっても、魅力的な北千住。
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