"穴場だと思う街"ランキング3年連続1位、"この2~3年で人気が高まったと思う街"ランキング3位、さらには"住みたい街"ランキングでも17位になるなど、近年急成長を遂げている北千住。
東京北東部のターミナル駅として、年間乗降者数は全国6位を誇ります。
さらに、日比谷線は東急東横線に乗り入れているので、横浜方面へもアクセスにも便利。
半蔵門線なら東急田園都市線、千代田線なら小田急線もスムーズにつながっているので、電車一本で向かえるエリアはかなり広大です。
JRでは常磐線が利用でき、その他につくばエクスプレスや東武伊勢崎線などもあります。
都心から郊外に至るまで、どこに行くにもとにかく便利というのが、北千住ならではの恵まれた立地と言えますね。
さらに近年では、大学誘致を推進したことにより、街には若者が増え、オシャレなお店も増えてきました。
そうして、新しい風や文化的成長が注目されがちな北千住ですが、実はもう一つ、忘れてはならない魅力があるんです。
それが街の随所にそっと佇む"お江戸"感。
かつて北千住は、東海道品川宿、中山道板橋宿、甲州街道内藤新宿(現在の新宿)と並ぶ、江戸時代の4大宿場町として栄えていました。
そんな当時の風情を今に残す、北千住でおすすめの歴史スポットを紹介していきます!
当時の宿場町周辺は、現在は「宿場町通り」という商店街になっています。
普通の商店街よりも少し広く、でも車が通るにはちょっと狭いと感じる絶妙な道幅は、この道が旧街道として確かに利用されていた証と言えるかもしれません。
通りの所々にある街頭には、千住宿を通った大名とその家紋が。
江戸時代、この道をお侍さんが歩いていたんだと思うと、なんだか感慨深い気持ちになってきます。
宿場町通りの中央に位置する街の駅。
中には昔の北千住を写した白黒写真や、浮世絵に描かれた北千住の街が飾られていました。
公園の入り口は、当時の宿場町入り口を彷彿とさせるようなつくりで雰囲気に溢れています。
宿場町通りの一角にある「横山家」は江戸時代から紙問屋や伝馬屋敷として栄えた由緒ある建物だそうです。
玄関の柱には、敗走中の彰義隊士が腹癒せに斬りつけたらしき刀傷が残っているんだとか。
荒川に突き当たる手前には、江戸時代から関東一円に名を馳せていた有名な接骨院である「名倉医院」がありました。
こちらは建物自体が区の史跡として登録されている、由緒正しきものなんです。
先ほども紹介した横山家の内蔵を移築して造られた「千住宿歴史プチテラス」。
取材日当日はアンデスの文化や人々をテーマにしたアート作品が展示されていました。
実は松尾芭蕉の「奥の細道」は、この北千住からスタートしたんですよ。
それを記念する銅像も設置されています。
それ以外にも、明治を代表する文豪森鴎外の住居跡や、昭和の香り漂う銭湯もあります。
江戸だけでなく、明治や昭和といった時代の変遷を感じる名所・スポットが目白押しの北千住。
新しいものももちろん素敵なのですが、歴史を影をふと感じると、どこか感慨深い気持ちになりますね。
遊んで良し、見て良し、住んで良し。
北千住は色んな魅力が存分に詰まった、東京を代表する街として、今後も発展していきそうですね!
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