2019年1月19日、インテリックスは「アセットシェアリングオーナーズクラブ会」を開催しました。
今回で4回目を迎えたオーナーズクラブ会は渋谷"セルリアンタワー東急ホテル"にて実施。
アセットシェアリングシリーズの概況報告や不動産・税制概要セミナーをはじめ、専門講師を招いた税務セミナーやビュッフェスタイルの懇談会などが開かれ、盛況のうちに終了しました。
第一部では開催に先駆け、インテリックス 取締役 ソリューション事業部長 俊成誠司より、オーナー様に向けてご挨拶をさせていただきました。
まず、オーナークラブ会は今まで見晴らしの良い高層階で行っていたが、オーナー様が300名を超えたことで、今までの会場では入りきらなくなるほどになったと説明。
続いてインテリックスのTVCMを上映。CMに「測る」という言葉が何度も出てくることを、インテリックスの社名のアルファベットには「-+=×」という「測る」ことに必要なものがすべて揃っているから、と説明しました。
また、「-+=×」には取り除いて、加えて、それで価値を高める、という意味があるといい、「リノベーション」という言葉を広めたという自負があるが、これからの次の時代では「アセットシェアリング」という言葉も同じように広めて行きたいと抱負を述べました。
最後に「不動産にはさまざまな側面がございます。なんでもいい、というわけではございません。アセットシェアリングというのは、弊社が自信を持って提供できる、これからの時代に必要なものです」と締めくくりました。
続く、不動産・税制概要セミナーでは、「これからの不動産市況・今後のトレンドや税制とのかかわりについて」をテーマとし3名のパネラーが登場。
ストックボックスキャスター・ストックウエザー「兜町カタリスト」編集長の櫻井英明氏、税理士法人深代会計事務所 理事長 税理士・公認会計士 深代勝美氏、㈱インテリックス ソリューション事業部 部長 杉山憲三によるパネルディスカッションが開催されました。
冒頭、櫻井氏は「消費税が上がることをどう考えればいいか?」と疑問を投げかけました。
それに対して深代氏は「通常、消費税が上がると景気は悪くなるが、今回は違う。ポイント還元がある期間は景気はいいんじゃないか」といい、「問題は2020年のオリンピックが終わった後」と話しました。
続いて櫻井氏の「オリンピックによる不動産の影響は?」という問いに、杉山は「オリンピックはあまり影響はないと思われる。それより万博の方が期待できる」と返答。
櫻井氏も「確かに万博インパクトの方が期待できる」と同意しました。
続いて、櫻井氏は話題となったシェアハウス問題に触れ、アセットシェアリングとの違いを質問。
受けて杉山は「まったく違う」といい、「不動産投資のリスクは思うより低い。現物資産への投資はリスクとリターンのバランスがいい。しかし、今の日本は銀行との取引リスクと金利リスクが問題。その点、アセットシェアリングは銀行は関与していない。不動産のリスクだけを追う商品。ここが明確に違う点」と語りました。
また、「アセットシェアリング原宿は通常のシェアハウスとは違い、人材交流や技術交換のある付加価値の高い物件」と補足。
杉山氏も「アセットシェアリング原宿には一流社員の社員が入居している」とうなづきました。
櫻井氏は「最近の税制のトレンドは?」と深代氏に質問。
深代氏は「5%のポイント還元は得」といい、「今後、キャッシュレス社会は日本でも進む」と回答。
また、「消費税還元を上手く活用する方がいい、アセットシェアリングの物件も還付対象になる」とアドバイスしました。
「宿泊産業の今後の展望は?」との櫻井氏の質問に杉山は「東南アジアの観光客が増えている。まだまだこの傾向は続く」といい、「ホテルは数少ない成長産業」と語りました。
最後に櫻井氏が「今後の商品展開は?」と問いかけると杉山は「不動産投資は将来的にも大丈夫な立地にしか提供するつもりはない。その一方で付加価値のある不動産に展開する。エリアも拡大して行く」と語り、「住宅系、商業系の比較では、商業系がいい。これは続く。オフィスの床需要は人の需要とリンクする。オフィスの需要はバブルのときより増えている。新築か中古かというと中古の方がいい」と述べました。
深代氏は買い手の立場から「利回りのいいところと立地のいいところの兼ね合い。そこが難しい。中古のなかで投資物件を探すのがいい。投資は慎重にするべきだが、自己資金でと限定した場合には不動産は悪くない」とまとめました。
第二部では「平成30年度のアセットシェアリング事業報告」と「税務セミナー」が、それぞれ並行して別々の会場で行われました。
「アセットシェアリング事業報告」では、運用中の各物件について報告しました。運用中の物件は「原宿」「横濱元町」「渋谷青山」「北千住」「京町家」と次々運用が開始となり、5物件となりました。
事業報告書をもとに、それぞれ備品・設備の修繕、固定資産税等の精算について、賃貸状況や稼動状況などを担当から説明しました。
また、「税務セミナー」では、税理士法人深代会計事務所 公認会計士・税理士 花島宣勝氏がアセットシェアリング初心者向けに、確定申告の記入方法や注意点などをスライドを用いて解説しました。
オーナー様向けに送付される「財産管理報告書」のサンプルを用いながら、確定申告時に必要な数字の記載箇所や転記方法などを説明。青色申告と白色申告の違いや注意点などについても質問を交えながら詳しく指南しました。
どちらの会場も参加者の皆さんは熱心に聞き入っていました。
第三部はビュッフェスタイルでの懇親会が行われました。
壇上には再度、俊成誠司が登場。「インテリックスは20年以上、この業界でやっており、特にイノベーションという新しい価値を付けることをモットーとしてきた。必ずや皆様のご期待に応えられるような物件を引き続き提供する」と挨拶しました。
深代氏の乾杯で懇親会はスタート。参加者の皆様は、美味しい料理をつまみながら、和やかに歓談し、親睦を深めるなど有意義な時間を過ごしていました。
途中、株式会社インテリックス 取締役 株式会社インテリックス空間設計 取締役 滝川智庸が、インテリックスのイノベーションマンションについての紹介を行いました。
滝川は「入社以降、20年間、イノベーションを追求してきた」といい、インテリックスの歩みと設計、施工の方法をスライドを使って熱く語りました。
また、著書『中古マンション×最小寸法でかなえる 最高のリノベーション』を2月4日に出版することになったと報告。「いままでインテリックスでやってきたイノベーションのことがこの一冊に凝縮している。イノベーションの入門書になると思う」と話しました。
そして、「イノベーションにご興味のある方はぜひ、青山リノベーションスタジオにお越しください」と締めくくりました。
このイベントは、アセットシェアリングのオーナー様だけが参加できるものです。ご興味のある方はぜひ、アセットシェアリングオーナーとなり、ご参加ください。
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