インテリックスリノベーションレポート vol.6

アンケート編⑥ アンケート編⑥

中古マンションに高品質な内装を施し、アフターサービス保証を付帯したリノベーションマンション《リノヴェックスマンション》を販売するインテリックスが、リノベーションに関する様々な情報をお届けするレポートのマーケット編第2回目です。
今回は、中古マンション市場におけるリノベーションの広がりをお伝えします。

リノベーションカテゴリの登場

2007年9月、これまで新築と中古という区分しかなかった不動産業界において、野村不動産アーバンネットが展開する不動産情報サイト「ノムコム」が、業界に先駆けて「リノベーションマンション」のカテゴリを新設しました。その後、大手不動産ポータルサイトでも、特集ページの開設や「リノベーション」アイコンの追加など、新築でも中古でもないリノベーション住宅が選択できる環境整備が進んでいます。

業界団体によるリノベーション基準の統一

2009年7月、 優良なリノベーション住宅の認知向上と流通促進を目的とする一般社団法人リノベーション住宅推進協議会が発足しました。[表1]は、その会員数と、協議会の定めるリノベーションの統一基準に則ってリノベーションを施した「適合リノベーションR1住宅(区分所有マンション専有部)」の登録物件数の推移をまとめた表です。設立初年度の2009年から2013年までの5年間の推移をみると、会員数は117社から405社に増え、R1住宅の登録件数は1,278件から14,094件と大幅に増加しました。2014年はさらに伸び11月時点では、会員数が設立当時の約4倍の476社、R1住宅累計登録件数は約13倍の16,971件となっています。なお、当社が手掛ける《リノヴェックスマンション》は、全物件R1住宅に適合しております。

[表1] 「適合リノベーションR1住宅」の登録件数と会員数の推移

[表1] 「適合リノベーションR1住宅」の登録件数と会員数の推移

消費者のリノベ認知の向上

[表2] 「リノベーション」の認知・理解・関心

※出典:2014年12月17日株式会社リクルート住まいカンパニー『リノベーション・DIYにに関する意識調査』

[表2] 「リノベーション」の認知・理解・関心

[表2]は、「リノベーション」の認知・理解・関心についての調査結果です。「リノベーション」という言葉を認知している人は95.0%に達し、内容を理解し関心がある人は47.6%と、約半数を占めることが分かります。また、2012年に比べると、認知、理解、関心とすべての項目でスコアでは上昇しており、特に、関心があると答えた人は18.9ポイント増加し、「リノベーション」という言葉を聞いたことはないと答えた人は9.5ポイント減少するなど、全体的に消費者の「リノベーション」認知向上を示す結果となっています。

様々なリノベーション市場の環境整備の推進により、消費者の「リノベーション」の認知が拡大。今後ますますリノベーション住宅のニーズは増していくと考えます。