中古マンションに高品質な内装を施し、アフターサービス保証を付帯したリノベーションマンション《リノヴェックスマンション》を販売するインテリックスが、不動産・リノベーションに関連する様々な情報をお届けするレポートです。
今回は、プロの目線で中古マンション選びのチェックポイントを解説する購入How to編の第2回目です。
中古マンションは、管理が命!長期的な維持管理状況を確認!
マンションは、戸建てと異なり、一つの建物を多数の居住者が所有する「区分所有建物」と言います。また、建物は共用部と専有部に分かれており、共用部は区分所有者全員で管理組合を組織し、運営していきます。管理組合がきちんと機能し適切に維持・管理がされているかは、マンションの資産価値にもつながるため、とても重要です。
共用部の維持管理において最も重要なのが「修繕」です。修繕がきちんと行われているかを見極めるポイントが2つあります。
1つ目は、「長期修繕計画」。建物は経年により劣化していきますので、適時適切に修繕工事を行う必要があります。工事費も多額になるため、区分所有者に急な負担、大きな負担がかからないように「長期修繕計画」を立てていることが一般的です。
2つ目は、「修繕積立金」。修繕積立金は、区分所有者全員で毎月一定額を積み立てるものです。適切に累積・運用されているかをチェックします。
日々の管理状況が表れる「共用部分」を確認!
購入前に現地をチェックできるのは中古マンションの大きなメリット。環境や室内の確認に気をとられて、見落としがちな共用廊下やエントランスなどの「共用部分」も、現地見学時にしっかり確認することが大切です。「共用部分」には、マンションの日々の管理状況が表れています。
物件選びの目利き~プロへの相談
中古マンションは、同じ築年でも、管理の良し悪しで資産価値は全く異なってしまいます。築年数や価格だけでなく、管理状況の良さにも重点をおいて確認することが成功する中古マンション選びのポイントです。
希望条件に沿うかをチェックするほかに、将来的な資産性まで確認するのは容易ではありません。そこで大事なのは、物件探しのパートナーとなる仲介会社の営業マンです。誠実に調査し、マイナスポイントもきちんと説明してくれる、信頼のおける営業マンを選ぶことが賢い物件探しの秘訣です。